抜毛症で繰り返し抜いた眉毛がなかなか生えてこない!
眉毛を早く生やす方法はないの?
この記事では、
・眉毛を繰り返しぬくことの危険性
・繰り返し抜く眉毛に必要なこと
などについて紹介しています。
いつかやめたいと思っているのに中々やめられないのが抜毛症です。
でも、決して諦めないで下さいね。
抜いた眉毛を早く生やすには?
結論から言うと、
抜いた眉毛を早く生やす方法はありません。
眉毛は成長して、抜け落ち、再び生えるサイクルを繰り返しています。
抜いてしまった眉毛を早く生やすには、
・抜いてから再び生えるまでの期間を早くする
この2つが考えられます。
しかし、眉毛が生える速度は、通常でも1ヶ月で4mm程度、1日に0.13mm程度にすぎません。
例え、美容液を付けたとしても、これがグングン伸びるとは考え難いですね。
では、実際に眉毛はどのくらいで生えてくるのでしょうか。
眉毛はどのくらいで生えてくるの?
自然に抜けた眉毛は3~4ヶ月後に再び生えてきます。
通常、眉毛は1~2ヶ月で4mm~8mm程度伸びて成長が止まり、2~3週間かけて抜け落ちます。
そして、3~4ヶ月の休止期間を経て、再び、生えるというサイクルを繰り返しています。
抜けてから生え始めるまでに3~4ヶ月もかかるんですね。
しかも、強制的に眉毛を抜くことを繰り返しているとこの生え始めるまでの期間がどんどんと延びていきます。
これは、抜くことで眉毛の毛根にダメージを与えてしまい、回復までに時間がかかるためです。
眉毛が薄くなった、なかなか生えてこないと感じるのはこのためです。
危険!抜毛症で抜いた眉毛が生えてこない?
繰り返し眉毛を抜いていると二度と生えてこない可能性があります。
これは、繰り返し抜くことで毛根にある眉毛を生み出している組織を破壊してしまうからです。
眉毛には髪の毛と同じ毛根があり、毛根には眉毛を生やすための大事な組織である毛乳頭と毛母細胞があります。
毛乳頭は毛細血管から酸素と栄養を受け取り、毛母細胞が細胞分裂をして眉毛を生み出しています。
従って、毛乳頭や毛母細胞が破壊されると、眉毛は生えてこなくなります。
木の根っ子が破壊されるのと同じですね。
また、繰り返し毛根や頭皮を傷つけていると毛穴が閉じてしまう閉穴(へいけつ)が起こります。
これは、毛穴の瘢痕化(はんこんか)が原因です。
瘢痕(はんこん)とは、怪我をしたときに怪我の後が固く盛り上がりますよね。
あれが、瘢痕です。
閉穴は最も恐ろしい状態で、毛穴が塞がれば、当然、二度と眉毛は生えてきません。
抜毛症で抜いた眉毛にはケアが大切
抜毛症で抜いた眉毛を早く生やす特別な方法はありません。
逆に、繰り返し抜いていると眉毛が生えるのがどんどんと遅くなり、最悪、生えてこなくなる可能性が高くなります。
でも、抜毛症をやめることは、なかなか難しいですよね。
無理に止めようとすると、逆にストレスとなり、ますます抜く回数が多くなることも。
そこで、傷つけた肌をケアするように、繰り返し抜いた眉毛の傷をケアすることをおすすめします。
一度、閉穴した毛穴からは二度と眉毛を生やすことはできません。
いつか、抜毛症はやめることができると信じて、眉毛のケアだけはやっておきたいですね。
抜毛症で抜いた髪をケアする専用の育毛剤があります。
目にしみる成分は入っていませんので眉毛にも効果的です。
もし、眉毛のケアを考えているならおすすめです。
>>[PR]抜毛症に特化した専用育毛剤
髪も抜毛しているなら一石二鳥です。
一般に販売されている眉毛の美容液や育毛剤は効果ある?
眉毛の美容液や育毛剤は繰り返し抜いた眉毛のケアには、効果が期待できません。
なぜなら、美容液は眉毛にハリやコシを与えることが目的で、育毛剤は薄い眉毛を太くするのが目的だからです。
美容液や育毛剤には、傷んだ毛根や毛穴をケアする成分は入っていません。
強制的に抜いた眉毛の後に必要なのは、傷んだ毛根や毛穴のケアです。
傷ついた肌に保湿クリームをいくら塗っても傷は治りませんよね。
まずは、傷口を治すことが一番です。
眉毛が生えてこなくなった体験談
抜毛症で繰り返し抜いた眉毛が生えてこなくなった体験談を集めてみました。
眉毛がなくなって、喜んでいる人はいませんね。
多くの人が、生えてこない眉毛に後悔しています。
まとめ
抜毛症で繰り返し眉毛を抜いていると、毛根や毛穴にダメージが蓄積して、最悪、毛穴が閉じる閉穴がおこります。
閉穴すると眉毛は二度と生えてきません。
若い頃は、毛根も元気で何度抜いてもすぐに生えてきます。
しかし、何度も繰り返し抜いているうちに毛根や毛穴へのダメージは蓄積されていきます。
その結果、毛根が傷ついて破壊したり、毛穴が閉じる閉穴により眉毛が二度と生えないことも。
すぐには、やめられない抜毛症ですが、将来、後悔しないため、今すぐ眉毛をケアを始めて下さい。