抜毛症で繰り返し髪を抜いていると毛根は死ぬのか?

抜毛症で繰り返し髪を抜いていると毛根が死んで髪が生えなくなってしまうのか?

最近、繰り返しぬいている部分の髪が生えてこなくなったような気がしました。

心配になった私は抜毛症の毛根への影響について詳しく調べてみました。

 

髪を繰り返し抜いていると毛根は死ぬのか?

髪を繰り返し抜いても毛根が死ぬことはありません。

但し、抜いたときに髪の毛を作っている細胞にダメージを与えると生えてこなくなる可能性があります

 

詳しく説明していきますね。

まずは、毛根とは何か?、髪はどのように生えるのかを説明します。

毛根とは?

髪は頭皮から表に出ている毛幹と、地肌の中にある毛根から構成されています。

毛根は木の根っこと同じで栄養を吸って髪を成長させます。

毛根が死ぬとは、木の根っこが死んで木が枯れるように、髪の毛が生えなくなることを意味しています。

毛根の一番奥の膨らんだ部分を毛球と呼んでします。

毛球は毛細血管とつながる毛乳頭と髪の毛を作る毛母細胞から構成されています。

 

髪が生える仕組み

毛乳頭は毛細血管から栄養を受け取り、毛母細胞が分裂・増殖を繰り返して髪が成長していきます。

毛母細胞が活発に分裂・増殖することによって髪はどんどんと押し出されていきます。

実は、髪は死んだ細胞なんですよ。

切っても痛くありませんよね。

 

髪は新しく生えては2~6年間伸びて自然に抜け、しばらくするとまた新しく生えることを繰り返しています。

大人の髪は、正常な人でも毎日約100本も抜けています。

驚きですね。

でも、髪一本一本のサイクルがずれているため、約10万本ある髪の本数は常に一定に保たれています。

 

毛根が死ぬとは?

毛根が死ぬとは、この髪の毛をつくる毛乳頭と毛母細胞が破壊され機能しなくなることを意味しています。

でも、髪の毛を抜いても毛母細胞と毛乳頭が元気ならば、また髪は成長します。

<髪を抜いても毛母細胞と毛乳頭が元気なとき>

時間が経てば、再び、髪は成長していきます。

毛乳頭と毛母細胞が元気に生きていれば、何回髪を抜いても生え続けることになります。

 

<髪を抜いたときに毛母細胞と毛乳頭にダメージを与えると>

毛根は破壊されて、髪が再び生えることはなうなります。

 

毛根は胎児のときに作られて、その数は生まれてから基本的に一生変わりません

つまり、一度、壊れた毛根が新たに生まれることはありませんから大事にすることが大切なんですね。

 

抜毛症で抜いた髪はどれくらいで生えるのか

自然に抜けた髪は3ヶ月~4ヶ月後の休止期間後に新たな髪が生えてきます。

しかし、抜毛症で抜いた髪は正常なヘアサイクルに従うことは期待できません。

2ヶ月~6ヶ月、長い人で1年以上かかる人もいるようですね。

 

でも、毛根が正常なら必ずまた生えてきます。

辛抱強く、待つことが大切です。

 

一度髪を抜いてしまうと新しい髪は1ヶ月で1cmほどしか伸びません。

髪の毛は1日に、0.3~0.4mm程度伸びます。1ヶ月で約1cm、1年で12cm程度です。

髪が新しく生えて、伸びるまでには長い期間が必要です。

髪は大切にしたいですね。

 

毛根を破壊する永久脱毛

毛根を破壊して、永久に毛が生えないように処理をするのが永久脱毛です。

 

医療脱毛専門のクリニックや美容皮膚科などで医療レーザー脱毛やニードル脱毛で行います。

レーザー脱毛は毛を生む組織をレーザーによって破壊する脱毛方法です。

ニードル脱毛は毛穴に針を挿入し、電気を流して毛根にダメージを与えて永久脱毛を実現します。

毛根が破壊されれば、毛が永久に生えてこないからです。

抜毛症よる髪の毛へのダメージは、永久脱毛と同じことを行っている可能性があるんですよ。

 

髪を抜いたときにダメージを与えやすい条件

髪を抜いたときに毛根にダメージを与えやすい条件とは次のような場合です。

・加齢により毛根が衰えている
・激しく抜くことにより細胞にダメージを与える

 

加齢による毛根の衰え

毛根は毛乳頭が毛細血管から酸素と栄養を取り込んで、毛母細胞を分裂・増殖させることで髪を成長させています。

加齢と共に残念ながら、血流は悪くなります。

血流が低下することで毛母細胞が酸素や栄養を十分に取り込めなくなります。

これにより、毛母細胞がダメージを受けやすくなることが考えられます。

 

抜毛症で激しく抜くことによる細胞へのダメージ

繰り返し抜いたり、激しく抜くことが細胞へのダメージを大きくしています。

実際、抜毛症が長くなると、抜くことに快感を覚えるようになります。

抜いたときの刺激がたまらなくなるんですね。

 

抜いた毛根に付いている白いゼリー状のものを見るとドキドキしませんか。

毛根に付いている白い物は毛根鞘(もうこんしょう)です。

毛根鞘は髪と頭皮を接続する接着剤のようなものです。

 

抜いた髪に毛根鞘が付いていても特に問題はありません。

でも、繰り返し抜いていると毛の先に血が付いてくることがあります。

この状態は、毛乳頭や毛母細胞などの毛根を傷つけている可能性があります。

こうなると、髪の毛は危険信号の点灯です。

抜く行為を意識して控えて、毛根のケアが必要です。

 

まとめ

抜毛症で髪の毛を繰り返し抜いても髪の毛が生えなくなることはありません。

但し、激しく抜くことで毛根にダメージを与えると、髪を生やす細胞が破壊されて髪が永久に生えなくなる可能性があります。

 

加齢により頭皮が弱ってくると特にダメージを受けやすくなります。

若い頃は、繰り返し生えていた髪も段々と生えなくなるのはこのためです。

 

髪の毛を抜く癖をやめることが一番ですが、すぐに辞めることは難しいですよね。

だから、抜くことによってダメージを受けた頭皮や毛根をケアすることはとっても大事なんです。

 

抜毛症で抜いた頭皮や毛根のケアは自然に抜ける髪のケアとは違います。

抜け毛用の育毛剤ではあまり、効果が期待できません。

頭皮や毛根のケアもできる抜毛症に特化した育毛剤も販売されています。

後悔しないように早目に対処してくださいね。