小さい頃から抜毛症で、最近、抜毛した部分に白髪の産毛が生えてきました。
これって、年?それとも繰り返し髪を抜いているから?
心配になった私は、抜毛症の白髪について徹底的に調べてみました。
抜毛症により白髪になる原因
抜毛癖で髪を強制的に抜いていると、毛根にダメージを与えて、メラサイトを破壊してしまいます。
こうなると、髪を黒くするメラニン色素を作ることができずに髪は白髪になります。
これが、抜毛症により白髪になる原因です。
実は、髪は毛母細胞が分裂して成長しますが、毛母細胞から分裂したときは白色(白髪)なんです。
毛母細胞とならんで存在するメラサイトで作られるメラニン色素を含んで髪は黒色になります。
<髪の構造>
通常は、メラサイトの機能が加齢や遺伝で低下したときに、メラニン色素を作れずに髪は白髪になりますが、抜毛によりメラサイトが破壊されても同じように白髪になります。
抜毛症で繰り返し抜いている箇所が白髪だらけに?
繰り返し抜いていると、抜いたときのダメージにより毛根のメラサイトが次々に破壊され、どんどんと白髪が増えていきます。
気がつくと抜毛箇所が白髪だらけということがあります。
更に繰り返して抜くと、その白髪は細く、産毛のような白髪になります。
これは、毛根へのダメージからメラニン色素を作り出すメラサイトが弱っているのと同時に、髪を作り出す毛母細胞も弱ってきている証拠です。
まさに、
抜毛による白髪は髪の危険信号です!
更に、同じ箇所を何回も繰り返し抜いていると髪が生えるサイクルが止まってしまいます。
髪を再生する力が弱ってしまうからです。
放っておくと髪の毛穴が閉じてしまう閉穴(へいけつ)が起こります。
こうなると、髪は二度と生えてきません。
同じところを40~50回以上繰り返し抜くと、閉穴が起こる可能性が高くなると言われています。
抜いたところに白髪が生えてくるのは毛根が弱ってきている証拠。
すぐにでも、毛根のケアが必要な状態です。
また、逆のケースもあります。
それは、白髪が気になり抜いているうちに抜毛症になってしまうケースです。
白髪を抜きたい? いつの間にか抜いている
最初は、1日に1本2本を抜いていたのが、いつの間にか数えられない本数を抜いていることも。
白髪がキッカケで抜毛症になるケースですね。
こうなると、抜くことが快感となり、抜くことをやめられなくなってきます。
そして、無意識のうちに抜いてしまうことも。。。
無理にやめようとすると、逆、それがストレスとなり、更に抜いてしまう悪循環に陥ります。
抜くことを無理に断ち切るのではなく、意識して抜く本数を減らすことを心がけていくほうが良いと思います。
上手に付き合っていくことも大事ですね。
抜毛症と向きあことは苦しいことですが、自然に抜くことをやめた人も多くいますので、過剰に心配しないで下さい。
ただ、抜くことを克服したとき、髪の毛が生えなくなってしまう自体だけは避けたいですよね。
抜き続けることの恐ろしさはこちら>>[PR]抜毛症で抜いた髪は生えてこないのか?【必見!手遅れになる前に】
抜き続けることにより、毛穴が閉じてしまうことがないように、日頃から毛根と頭皮のケアをすることをおすすめします。
抜き続けることは、本当に危険なんです。
抜毛症はやばい!白髪でも抜かない我慢を
どんな丈夫な細胞でも、ダメージを与え続ければ死んでしまいます。
白髪が気になり抜き続けていると、大事な毛根が破壊されて死んでしまうことに。
毛根は髪の毛を生み出す大事な細胞なんです。
だから、
白髪が気になっても決して抜いてはいけません。
もし、気になるなら毛染めをしてカモフラージュするようにして下さい。
その理由はこちら>>[PR]抜毛症で繰り返し髪を抜いていると毛根は死ぬのか?
年齢を重ねると、髪も自然に白髪が増える年代になってきます。
そこに、抜くことによるダメージが蓄積されると、更に毛根は弱ってきます。
そして、ハゲに。。。
ハゲた部分を隠すには、不自然な髪型にするか、カツラを付けるしかなくなります。
だから、抜毛癖のある人は特に白髪は抜かずに我慢して下さい。
たとえ白髪でも髪さえあれば何とかなります。
決して、後悔の悪循環に陥らないように注意して下さい。
白髪は抜毛症の後遺症【悪循環に後悔】
抜毛している箇所に白髪が多く生えてくると、まさに白髪が抜毛症の後遺症といえます。
抜毛箇所以外には、全く白髪が見られないケーズも多く、この場合は抜毛が白髪の原因であると考えられます。
抜毛箇所に白髪が生えたると、どうしても気になりますよね。
分かっているけど、また白髪を抜いてしまう。
白髪だけでなく、同時に黒髪も抜いてしまい、こうして、抜いては後悔する悪循環に陥っていきます。
白髪が抜けると嬉しい、毛根が付いていると更に嬉しくなる。
でも、その先に待っているのはショックと悲しい後悔です。
抜毛症で白髪になった人の実例を紹介
長い期間、抜毛症で髪を抜き続けている人の実例をご紹介します。
抜毛して白髪になったことで、大きなショックを受けています。
次の人は、白髪は生えていませんが、髪が柔らかく細くなってしまいました。
やはり、毛根が弱ってきているんですね。
抜毛症の原因はストレスと言いますが、ストレスの本当の原因を知ることが大切です。
1人で悩まずに、専門医に相談することをおすすめします。
無理に止めようとすることは、後悔とさらなるストレスを生むことになります。
将来、後悔しないためにも、頭皮や毛根のケアだけは続けるようにして下さい。
ただ、いつまでが元の髪に戻れる年代なのでしょうか?
30代~40代はもとに戻るギリギリの年代
小学校の頃から抜毛症に悩んできた30代~40代の人は毛穴が閉穴するギリギリの年代です。
このまま、何もせずに抜き続けている毛根が弱って毛穴が塞がってしまう可能性があります。
つまり、髪が二度と元の状態に戻らない可能性が高くなります。
長期間に渡って、繰り返し抜いてきた人は髪の内側の隠れた部分が抜けている人が多いです。
髪で何とか隠せる抜毛状態ですね。
長い期間に渡って、髪を抜いてきた人にとって、30代は髪を回復するギリギリの年代であることは間違いありません。
年齢を重ねると抜くことによる影響は大きく、閉穴しやすくなります。
できるだけ早く、対応することが必要なギリギリの年代です。
毛根と頭皮をケアするなら抜毛症に特化した専用育毛剤がおすすめです。
40代で髪を抜かなくなる人も多い
実は、40代に入ると髪を抜かなくなる人も大勢います。
でも、その時の問題はすでに毛根が弱っているので産毛しか生えてこないのです。
抜毛した部分の肌がツルツルになり、毛が生える気配する感じない人もいます。
せっかく、髪を抜かなくなったのに、髪が生えてこない!
こんな悲しいことってありませんよね。
毛根が生きている間に、日頃から毛根を大切にすることがいかに重要なことか。
抜く本数を意識的に減らすことはもちろん、毛根や頭皮をケアすることが後で後悔しない為に本当に大切なことなんです。
では、抜いた髪はどのくらいで生えてくるのでしょうか?
髪はどのくらいで生えてくる?
髪は1日に0.3~0.4mm程度伸びますから、1ヶ月で10~12mm程度成長します。
つまり、10cm以上伸びるのに1年程度かかります。
簡単に抜毛してしまいますが、1本1本の髪は本当に大事なんです。
しかも、抜毛した髪はすぐには生えてきません。
再び、生え始めるまでに休止時間が必要なんです。
自然に抜けた場合で3~4ヶ月、抜毛するとこれがどんどんと延びていきます。
どのくらい伸びるのか詳細はこちらで>>[PR]抜毛症で抜いた髪を早く生やすには?
つまり、髪が再び生えて元に戻るまでには大変な時間がかかるということなんです。
でも、
分かっていても、隠しながら抜き続けてしまいますよね。。。
隠れ抜毛症、大人抜毛症とは?
長い期間、髪を抜いてきた人は内側部分の隠れた部分を抜いている人が多いです。
髪で隠せばなんとか隠せます。
このため、隠れ抜毛症、大人抜毛症と呼ばれる場合もあります。
でも、実は
・風で髪が乱れるのが怖い
・髪が水に濡れるのが心配
・好きな髪型ができない
といった悩みをズーッと持ち続けています。
しかし、子供のため、自分のため、オシャレをしたいと、いつか、このままではダメだと思うときがきっとあります。
その時まで、毛根のケア、頭皮のケアだけはしておくことが大切です。
もし、何をして良いか分からないのであれば、[PR]抜毛症に特化した専用の育毛剤 がおすすめです。
まとめ
繰り返し抜いてきた部分に白髪が生えてきたら要注意です。
特に、長い期間、繰り返し抜いてきた場合には毛根が弱っている可能性が高いです。
小さい頃から抜いてきた人が30代になると髪を抜いても回復する限界に近くなってきます。
できるだけ早く、専門家に相談するなど、対処することを考えて下さい。