ワキガ臭に自分で気づく、気づかない?【気づいて幸運だった】

最近、少し脇のニオイが気になってきた。

これって、ひょっとしてワキガ?

ワキガは自分では気づかないと言うけど。。。

そこで私は、ワキガについて徹底的に調べてみました。

 

ワキガ臭に自分で気づくのは何故?

ワキガのニオイのレベルが低い人ほどニオイを感じるようです。

つまり、脇の汗がまだ出ていないときには、ニオイはほとんどありませんが。

汗をかいてくると徐々にニオイが発生します。

このニオイの変化でワキガ臭に自分で気づくようです。

 

まだ、ワキガになり始めた頃は、例えば入浴直後はニオイが消えていますが、汗をかくと脇のニオイが気なったりします。

ワキガのニオイのレベルが低い人も、ニオイが感じにくいときがあります。

ニオイの変化が大きいほどワキガ臭を自分で強く感じることになります。

 

本人が気づかないのはなぜ?

逆に、ワキガ臭が強くて、いつも臭っている人は自分のニオイに慣れてしまいます。

そのため、ワキガ臭の強い人ほど気付き難いと言えます。

 

友達の家に行ったときに、その家のニオイが気になることがありませんか。

それは、自分の家のニオイと違うからです。

友達にとっては自分の家のニオイは昔からかいでいるので気になることはありません。

だから、強烈なニオイを発しているのに本人が涼しい顔をしているのはこれと同じことです。

 

よく、ワキガの人は自分ではニオイを感じないと言いますよね。

あんなにも強い悪臭なのに。。。

だから、自分でワキガ臭が分かるならワキガではないと言われるのはこのためです。

 

何故、ワキガは臭いのか?

ワキガが臭いのは汗に含まれるタンパク質や脂質などの成分が皮膚に存在する細菌に分解されてニオイを発生するからです。

 

汗を出す汗腺はエクリン腺とアポクリン腺の2種類ありますが、ワキガの原因はアポクリン腺から出る汗です。

アポクリン腺は脇の下に多く存在しています。

だから、脇の下が臭くなるんですね。

 

アポクリン腺から出る汗は無臭ですが、汗に含まれるタンパク質や脂質が細菌により分解されて悪臭を発生します。

汗を放って置くと徐々にニオイが酷くなるのは細菌の分解が進むためです。

ワキガ臭が、硫黄の匂い、香辛料、鉛筆の芯などのニオイを発するのは、汗に含まれる成分の違いによるものです。

 

汗を出す汗腺には、もう一つエクリン腺があります。

エクリン腺は全身に分布していて、体温を調整する機能があります。

体温が上がった時に、汗を出して気化熱で体温を下げようとするんですね。

エクリン腺から出る汗は、ほとんどが水で無臭です。

この汗も細菌が繁殖すると分解されてニオイを出しますが、こちらは一般的に言われる「汗臭い!」といったニオイです。

 

ワキガの自覚が対策のチャンス

ワキガ臭に自分で気づいたということは幸運といえます。

何故なら、まだワキガのレベルも低く、ワキガになり始めと考えられるからです。

つまり、シッカリと対策をすれば、人に気づかれることもありません。

ワキガのニオイの原因は細菌による汗の成分の分解ですから、汗を拭き、徹底的に殺菌すればニオイの予防は可能です。

 

そのために考えられることは次の通りです。

1.汗をかいた後はすぐに脇の下を清拭して乾燥させる
2.脇の下が乾燥しやすい服を選ぶ
3.下着や汗パッドをこまめに取り替える
4.制汗剤や殺菌剤を使用する

シッカリと汗を拭き、細菌を繁殖させないように注意して下さい。

 

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